出発の前。

「アキノック、そんな装備で大丈夫か？」

「大丈……一番いいのを頼む（きりり）」

「アイテム１コ゛ウカ゛　カンセイシタ！
　　タタ゛チニ　ソウヒ゛　シタマエ！！」


後の遥蒼である。
遥蒼は前に贈って貰ったプレゼントをヒントに作成。
HP1200越えなんて数値を明彦のステータスで見る事になるとは……。
 

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「挨拶も済ませたし、もうすぐ出発。……今までで一番長く感じた相談期間だったよ。」
「感慨深そうに言うがすごく眠そうだな。」
「や、ちょっと引越しの準備で部屋掃除してたら日昇っちゃってて……＾ｐ＾」
「……。」
「大丈夫。ちゃんと休むし引越しの準備に集中します。」
「それならいい。」
「……こっちでやれる事はやったつもり、今度はそっちの番。」
「わかってる。」
「生きて帰りなよ。結果がどうであれ、そうじゃなきゃ困る。」
「……あぁ。じゃあ、行ってくる。」